6月28日日曜日。
今回の旅行のハイライト、世界遺産ハロン湾観光に出掛けました。
現地のツアー会社に申し込んだ日帰りツアーです。
この日も朝から快晴。
旅行の日程を決めた時から、雨季なので雨でも仕方がないと思ってはいたのですが、さすが晴男、晴女の夫婦です。
トイレ、お土産休憩時間を含めてハノイから4時間。
ハロン湾観光船の待つ港に着きました。
さすが世界遺産ハロン湾観光の拠点。たくさんのホテルが立ち並んでいます。

一番手前のバイトー15号が私たちが乗る船です。
中はこんな感じ。

コックさんが同乗していて、海鮮料理のランチを食べさせてくれます。
船は港を出てすぐ一旦停船。横付けされた小舟から、桶を抱えたおじさんが乗り込んできました。
桶の中には、カニ、シャコ、ハマグリが。

買ったものは船のコックさんが追加でお料理してくれます。
お料理を食べていると、目の前に素晴らしい景色が現れて来ます。
ご飯を食べている場合じゃないね。


お天気が良い日曜日のためか、たくさんの観光船が出ています。

ベトナム紙幣のデザインにもなっているシンボル的な岩です。
この海域の島や岩は石灰岩でできているため波で浸食されてこのような景色になっているとのことです。
船はさらに進み、次々と素晴らしい景色が現れます。

かなり広い海域ですね。
こちらも有名な岩。

予想通りのネーミングの夫婦岩です。
ガイドさんによると、これ以上は無いというくらいの晴天で良い景色だというのですが、残念ながら海の透明度は高くなく、水は濁った感じ。もしこれがコバルトブルーの海だったらどんなに感動的な景色になるだろうと思うのですが、それを望むのは贅沢というものですね。
途中で鍾乳洞のある島に上陸。

ここも観光船がたくさん停泊していて、多くの観光客が山の中腹の洞窟をめざします。
暑い中階段を上って鍾乳洞に到着。
天井の高い大きな鍾乳洞です。

日本で鍾乳洞というと夏でもひんやりとしているのですが、こちらは全く涼しさ無し。往復で大汗をかきながらの見学となりました。
船に戻ってぐるりと湾を回って港に戻りました。
約3時間のクルーズでしたが、期待通りの素晴らしい世界遺産でした。
ガイドさんが「ベトナムはまだまだ貧乏です」とおっしゃってましたが、この貴重な観光資源も生かして、これから発展していってほしいものです。
帰りもハノイまで4時間。バスに乗ったとたんにそれまでの快晴が一転してどしゃぶりの豪雨になり、我々はもしかしたら「お天気の神様」ではないだろうかと思ったパパママでした。
翌日は深夜便で帰国予定。もう一日目いっぱい遊ぶ予定でしたが、予想外のハプニングが起こり...
もう少し続きます。