到着早々ではありますが、元気に町に繰り出しました。
映画祭の主催者が19時に映画祭の会場まで来るようにというので、観光しながらそこまで歩いてみようということになったのです。
王宮まではホテルから歩いて15分ほど。
これはサバティーニ公園側から見た王宮。
彫刻を見るとやはりヨーロッパという気がします。
その前の王宮が火災で焼け落ちた後に建てられたという18世紀の居城。
パリで見たお城に比べたらずいぶん新しいお城です。先代の国王まで実際に住んでいたとのことです。
中は国王にふさわしく豪華絢爛。
残念ながら写真撮影禁止のため、入ってすぐに知らずに写したこの写真1枚のみ。
洋の東西を問わず、権力者は華美に走るものです。
王宮からサンミゲル市場を目指します。
いかにもヨーロッパ的な街角あれこれ。
古い教会や
おしゃれなアパート。
パリの街角とよく似てはいるのですが、なんとなく新しい感じ。
よく見ると古い建物と新しい建物が混在しています。
古い建物とマッチするデザインの新しいビルがかなりあります。
スペインは内戦が激しかったので、破壊されてしまった古い建物も多いのかもしれません。
あちこち立ち止まりながら1時間ほどでサンミゲル市場に到着。
市場と言ってもこんな建物の中。
中にはお酒を売る店、おつまみになる料理を売る店、デザートを売る店など、居酒屋風フードコートって感じ。
魚介類の皿売り。カキがおいしそうでしたが、初日にあたっても困るので泣く泣く断念。
コロッケなどおいしそうなお惣菜がいろいろ。
お客さんは好きな食べ物と飲み物を買って、適当なテーブルでおしゃべりを楽しみます。
こういう場所は観光客中心になりがちですが、ここはマドリッドの方がほとんどといった感じ。
この市場に限らず、お客さんは立ったまま飲み食いするのが普通。まあほとんどの方はほんの少しの食べ物をシェアして、あとはひたすら飲んでしゃべってるようです。
食事をする場所ではなく、食事前に飲んで楽しむ場所なんですね。
で、私たちも軽く1杯飲んでから、目的のシアターに向かいました。
ここがシネ・ドレ。「じんじん」が上映される映画館です。マドリッドで一番古い映画館とのことで、中も素敵。
翌日の上映が楽しみです。
マドリッドはこの季節日没は夜9時頃です。
やっと暗くなった頃、はるばるスペインでの映画祭参加を祝しておいしいワインやサングリアを傾けました。
(お金の計算をしながら飲んでるわけではなく、これはテーブルのディスプレイです。念のため・・・)
[町の風景あれこれ]
マドリッドのポストは黄色です。
ノーリードでお散歩しているワンちゃんがたくさんいます。
でもこのかわいい子は野良ちゃんかも。
カフェ。二階のバルコニーに注目。
アイスクリーム屋さんのウィンドウディスプレイ。
マドリッドでは魚介類もよく食べられてるようです。
これはあんこうのようなお魚。
さて、2日目は夜から映画の上映。それまではまたマドリッド散策予定です。