8月22日{水)、パリ滞在6日目.
フルに観光してまわる旅もあと3日になりました。
今日と明日は美術館とお城を2つずつ回る予定なので、「オペラ」のツーリストインフォメーションで2日間有効なミュージアムパスを購入。35ユーロなので、4か所以上回る場合はこちらがお得。
ここからまずオルセー美術館に向かいます。徒歩で20分くらい。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_21541599.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_21541599.jpg)
途中で出会ったジャンヌダルク。前日のバスツアーでガイドさんが百年戦争の話をしてくれたのですが、最後にフランスが勝利をおさめるきっかけとなったジャンヌダルク。兵を鼓舞して戦った17歳の乙女は、イギリス軍によって19歳の時に火炙りとなりました。イギリスにとっては魔女、フランスにとっては聖女であるジャンヌ。誇り高い姿で立っておりました。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_2231384.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_2231384.jpg)
観光客や物売りでにぎやかなチュイルリー公園を横切り、セーヌ川の向こうが有名な「オルセー美術館」」です。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_224440.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_224440.jpg)
彫刻の出迎えを受けて中に入ります。
昔は駅舎だったという建物。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_225738.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_225738.jpg)
19世紀中ごろから20世紀初めまでの近代美術2万点が所蔵されています。
誰もが知っている名画がたっくさんあります。
ルーブルほど広大ではありませんが、それでもかなりの広さ。ここでも目いっぱい歩き回りました。「フー、疲れたね」と椅子に腰を下ろしたら、すぐ目の前がルノワールの名画ですぐ立ち上がってまじまじと鑑賞。結局休みなく3時間ほど見てまわったのですが、いつまでも居たいと思わせるすばらしい美術館でした。
でもこの日はもう一か所お楽しみの場所に行くので3時までに友人のアパートに戻らなくてはなりません。さて、どこに行ったでしょうか?
ジャーン!!
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22161168.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22161168.jpg)
観光客が必ず行く「ベルサイユ宮殿」です。
パリからはRERで行くとガイドブックに書いてあるのですが、イマイチ行き方がわからない。RERの駅で聞けばなんとかなるかと思っていたのですが、心配した友人が仕事を早上がりにして車で送ってくれました。パリから車だと30分かからずに到着。
さすがに豪華さのスケールが違います。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_2222208.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_2222208.jpg)
門もきんきらきん!!!
有名な鏡の間
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22234232.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22234232.jpg)
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22242949.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22242949.jpg)
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22245894.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22245894.jpg)
なんとまあ、ここまで贅沢をしなくてもよかったんじゃないかと思われるルイ14世の栄華の極致を形にしたようなお城です。
ここでも窓の外には広大な庭が眺められます。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_2227563.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_2227563.jpg)
お城の豪華さに当てられたあとはお庭を散歩します。
池も運河もすべて人工的に作られたものだと思うと、いまさらながらに王の権力がいかに強大だったかがわかります。
植木を幾何学的な形に剪定した、典型的なフランス式庭園。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22342664.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22342664.jpg)
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_2229439.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_2229439.jpg)
花がいっぱい。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22303389.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22303389.jpg)
大きなすばらしい彫刻が100体以上も配置されています。
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_2238033.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_2238033.jpg)
![権力の 極致で飾る 王の城 [PARISその8]_f0101201_22384293.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201209/05/01/f0101201_22384293.jpg)
まったく、言葉を失う風景です。
いやはや、このルイ14世、贅沢しちゃったねえ~と、現在の世界からは隔絶した感のあるフランス文化に開いた口がふさがりませんでした・・・。
翌日はもう一つの有名美術館と、郊外のお城に行きます。
~もうちょっと続く~