大室山のさくらの里から車で50分ほどで修善寺に到着。
ママは静岡県出身なので、子供のころから何度も伊豆に遊びに来ているのですが、修善寺はいつも通り過ぎるだけでちゃんと観光したことがありません。
初めての「修善寺」。当たり前といえば当たり前なのですが、修善寺っていう地名はお寺の名前だったのね。
りっぱなお寺です。
これはなんでしょうか?
相変わらず神様、仏様が苦手なルビーはずっと「早く帰ろう」とリードを引っ張っていたのですが、なぜか石に掘られたこの顔は怖くないみたいです。
手水舎(?)では、龍の口から流れ出る水が温泉だったのにはびっくり!! さすが湯の町修善寺。
お寺を出てお散歩です。
この修善寺は鎌倉幕府第2代将軍 源頼家が23歳で非業の死を遂げたところということで(知らなかった・・・)、古い由緒ある建物がありました。
「指月殿」
頼家の冥福を祈って北条政子が建立したという建物。ということは・・・800年以上前の建物!!??
中には古い木造の釈迦如来像が。
そしてこちらが頼家のお墓。
頼朝の後18歳で将軍となった頼家ですが、6年足らずで政争にやぶれこの修善寺に流され、わずか23歳のときに北条氏によって入浴中に暗殺されたといわれています。修善寺にはそんな若い将軍の悲しい歴史があったんですね。
修善寺はこのような歴史を持つ古ーい温泉地なのですが、現在はとてもきれいに整備されていてよいお散歩道になっています。
次に行ったのは「竹林の小径」。
温泉客が夜お散歩するのによいようになってるみたいです。
筍発見!!
風情のある橋を渡って
さらに歩いて行くと~
有名な「独鈷の湯」がありました。
河原で病気の父親の体を洗っている孝行息子を見て、弘法大師が杖で湧き出させたというとっても古い温泉。今は足湯になってます。これは入ってみなきゃね。
足湯なのになぜか体までぽかぽかになる、とても良い温泉。ちょっと浸けただけなのに、ほら、足も茹ってしまいました。
ルビーも温泉に入れたかったのですが、さすがにそれは非常識なのであきらめ、あふれたお湯の流れ出てくるところで、ほんの気持ちだけの「コーギーの足湯」
嫌がらなかったところをみると、たぶん気持ちよかったんでしょう。
せっかくの名湯修善寺温泉ですから、ルビーには車で留守番をしてもらい、温泉「筥湯」に入りました。足湯だけでもあったまる温泉ですから、全身お湯につかったら汗が出ること出ること!! ふだん熱海の温泉は最高と思っているパパママを「うーん、この温泉は格別だ~」とうならせる素晴らしい温泉でした。
熱海からは1時間程度で行かれる修善寺、また温泉に入るためだけにでも行きたい!!と思います。